今年に入って、飛行機の写真を撮るようになりました。
とんでもなく素敵な飛行機写真を撮る、ダイビング友の影響ですね。
あまりにも当たり前すぎて忘れていましたが、我が富山県にある「富山きときと空港」は全国で唯一河川敷にある空港です。
立山連峰をバックに神通川越しに写す飛行機の姿は、それは魅力的なようです。
その富山空港からもほど近く、便数は少ないものの当たり前のように飛行機を見てきた私としては「素晴らしい被写体が身近にあったんだ!!」と、目からうろこ状態でした。
2018年2月18日
冬の晴れ間。雪の晴れ間。
こんな良いお天気ならば、どこかに写真を撮りに出かけたくなります。
ということで、思い立ったが吉日。飛行機を撮りに行きましょう。
山並みも綺麗に出ているし、富山空港の対岸から狙ってみようと神通川河川敷へ車を走らせます。
富山飛行機撮りの諸先輩方の写真をざっくりと拝見し、だいたいの撮影スポットには目星がついていたので、その場所に向かってみると…
おーまいがっ!!
雪で入れない!!!
この場所を諦めて、少し下流にある雪捨て場になっている場所を目指しました。
ココは街中で出た雪を集めて捨てていた場所で、トラックの出入りもしていたので車は難なく入ることができます。
しかし同じ飛行機狙いと思われる方が数人おられ、怖気づいて引き返してしまいました。
さあ、刻一刻と迫る飛行機の着陸時間。
悩んで悩んだ最後の場所は、川を跨いだ滑走路の真正面。
Canon EOS 7D Mark II (250mm, f/11, 1/1000 sec, ISO250)
Canon EOS 7D Mark II (250mm, f/11, 1/1000 sec, ISO250)
初めての飛行機写真。
何とか見れる写真が撮れたかな…
この場所に辿り着くまでも大変でした。
全く除雪がされていない道を、いつか誰かが歩いたであろう足跡をたどり河川敷へ。
今年は特に雪深かったので、溝にはまって転んでしまいそうになりながらこの場所まで歩きました。雪の中を歩くなんて想定していなかったので、雪国育ちといえども少々辛かった。
さて、今着陸した飛行機はそのままお客さんを乗せてすぐに離陸します。
離陸まで1時間もありませんので、次は別の場所で撮影を試みます。
勇気を出してさっきの雪捨て場へ!
車を適当な場所に停めて、離陸時間を待ちます。
アンコリライトが点灯したら、ぼちぼちと準備を始めて外の様子を窺います。
レンタカーでやってきたご夫婦のご主人は大砲みたいなレンズを着けている…すげぇ。。なんて思いながら、適当に挨拶し適当な場所でスタンバイ。
Canon EOS 7D Mark II (250mm, f/5.6, 1/1000 sec, ISO250)
飛んだ~!!当たり前だけど、飛んだぁ~~~!!
Canon EOS 7D Mark II (250mm, f/5.6, 1/1000 sec, ISO200)
速い速い速いっ。
Canon EOS 7D Mark II (194mm, f/5.6, 1/1000 sec, ISO160)
行ってしまう~立山~絡められずぅ…
先ほどの着陸は、真正面からということでそこまで動くことはなかったのですが、今回の離陸はズーム操作に横動きと、初めてのことばかりでプチパニックでした。
山を絡めるなんて構図のことは考える余裕もなく、ただただ飛行機を追うのに必死でした。
あー、飛んで行ってしまったぁ。。と呆然とした後は、動き物を撮るのが好きだという近県のカメラマンさんと雑談をして帰宅。
ほぼほぼ初めての飛行機撮影。なんというか、何とも言えないドキドキ感があって楽しいっ!!
せっかく近くに住んでいるのだから、練習してみよう!
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